壁面緑化とは何ぞや?

緑は人間の心を和ませ、潤いを与えてくれます。しかし、人工物で覆われている都心部などでは庭をつくる土地がないのが悲しい現状ですね。そこで注目されたのが屋上や壁に植物を植えようとする考え方です。屋上なら屋上緑化、壁なら壁面緑化と言われています。これらの利点は、都心部でも面積が確保しやすいところです。建物に壁や屋根は必ずありますもんね。こういったところを植物で覆うことで、都会のビル群の中にも我々に安らぎを与えてくれます。

壁面緑化によるメリット。

まず1つは温暖化の緩和が挙げられます。植物の蒸散作用によって周囲の温度が下げられます。みんなでやれば地球温暖化が防げるかもしれませんね。もう1つは、建物の省エネルギー効果です。壁を植物で覆うことによって夏季における建物の温度上昇を抑えます。すると冷房効率が上がり、節電につながります。また、太陽と光合成をすることで二酸化炭素を減らし、大気汚染の緩和につながります。最後に、壁が植物で覆われていることで落書きなどのいたずら防止にも役立っています。

どんな植物が適しているの?

施工法によって植物は変わってきますが、一般的に多いのはツル系の植物です。ツル植物は成長が早く、夏季にはぐんぐんと伸びていきます。すぐに壁を覆ってくれるので、壁面緑化としての景観を他の植物よりもはやく作り出してくれます。常緑のヘデラ等が最もメジャーですね。壁面緑化の施工法は大きく3つに分類されます。上から垂らすタイプ、下から這わせるタイプ、プランター等を壁に直接設置するタイプです。垂らす、這わせるタイプはツル植物が最適ですが、プランターを壁に設置するタイプのものは、いろいろな植物を壁面緑化として使用でき、楽しみも多いのでオススメです。

壁面緑化とは植物を植えた壁そのものを指すこともありますが、後から棒やロープをよしずのように立てかけ、蔦を這わせて影をつくる行為を指すことがほとんどになりました。